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【大阪府立中央図書館メールマガジン】第86号

メールマガジン名 発行日
大阪府立中央図書館メールマガジン 2012年3月22日

【大阪府立中央図書館メールマガジン】第86号

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    大阪府立中央図書館メールマガジン  第86号 2012/3/22

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この86号で当メールマガジンの購読者が3000人を超えました。
2008年9月10日に第1号を発行して以来、およそ3年半での達成です。
多くの皆様のご愛読、ありがとうございます。
これからも、魅力的な記事づくりに努めてまいりますので
引き続き当館メールマガジンをよろしくお願いいたします。


+----■目次■----------------------------------------------------------+

【1】催し物のご案内
◆zine・リトルプレス展示のお知らせ◆
◆講演会「ユニバーサルミュージアムの可能性」のお知らせ◆
◆クラッシックアコーディオンコンサートのお知らせ◆
◆楽しい手話 特別編◆
◆こども資料室「楽しい手話」◆
◆こども資料室「おはなし会」◆
◆1階資料展示「春のつく小説」◆
◆地下書庫見学ツアー◆
【2】レファレンス事例紹介「ほんのつくりかた」
【3】図書館の豆知識(4) 「休館日のお仕事」編
【4】DAISY図書目録
【5】図書館からのお知らせ
【6】本の所蔵を調べる


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□  【1】催し物のご案内
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◆「zineとリトルプレス 自分で作る本の喜び」展示のお知らせ◆
zine(ジン)やリトルプレスとは自分自身で自分の好きなように作った本のことを
いいます。一般の書店に流通しない、作者の温かさがこもった小冊子を展示しま
す。この機会にぜひご覧ください。
あわせて、コピー機でできる小冊子(ジン)を作るワークショップも開催します。
期間:4月3日(火)〜30日(月)
場所:1階グループ読書エリア(展示スペース奥)
ワークショップ
日時:5月20日 9:30〜12:30  13:30〜16:30
会場:当館2階大会議室
参加費:800円
定員:各回5人
http://www.library.pref.osaka.jp/central/syogaigakusyu/24zine/24zine.html

◆講演会「ユニバーサルミュージアムの可能性」のお知らせ◆
ユニバーサル(障がいのあるなしにかかわらずだれもが楽しめる)な、博物館・
図書館の可能性について、「さわっておどろくワークショップ」で使用している
資料を紹介しながら、楽しくお話ししていただきます。ユニバーサルデザインや
バリアフリーに関心を持たれる方はもちろん、どなたにも楽しんでいただける
講演です。
日時:5月12日(土)14時30分〜16時
場所:ライティホール
講師:広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
参加費:500円

あわせて、「さわっておどろく!―触覚がひらく絵画、読書の世界」の展示も行います。
ぜひともさわることで広がる感覚の世界を味わってください。
期間:5月2日(水)〜13日(日)
場所:当館1階展示スペース
http://www.library.pref.osaka.jp/central/syogaigakusyu/24kouza1/24kouza1.html

◆クラッシックアコーディオンコンサートのお知らせ◆
〜音が奏でる物語〜
日時:3月24日(土)17時30分〜18時30分
会場:当館 1階エントランスホール
演奏者:木下隆也
参加費:無料
定員:70名程度

◆楽しい手話 特別編◆
http://www.library.pref.osaka.jp/central/taimen/event120329.html

◆こども資料室「楽しい手話」◆
http://www.library.pref.osaka.jp/kodomo/syuwa201201.html

◆こども資料室「おはなし会」◆
【こども資料室月間行事表】
http://www.library.pref.osaka.jp/kodomo/story.html

◆1階資料展示「春のつく小説」◆
期間:平成24年3月1日(木)〜3月31日(土)
場所:小説読物室(こども資料室入口付近およびカウンター付近)
内容:1980年以降に刊行された、「春」という字がタイトルにある小説を展示します。

◆地下書庫見学ツアー◆
日時:平成24年4月14日(土) 午後3時30分〜
集合場所:当館1階 エントランスホール
事前申込は不要です。当日15分前から受付を開始します。
【地下書庫見学ツアーのページ】
http://www.library.pref.osaka.jp/central/chikashoko.html


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□   【2】レファレンス事例紹介【ほんのつくりかた】
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「本を自分で作りたい」
本は単に情報の入れものではありません。表紙や挿絵、レイアウトなど、装丁もまた
本の大事な要素です。世界でたった一つの自分の本をつくる、また、お気に入りの本
に自分で表紙をつける、そんな楽しみを覚えると、本への視線も変わってくるのでは
ないでしょうか。

図書館では、本作りに関するいろんな質問をお受けしました。

「美しい装丁をいろいろ見たい」
『本の美 別冊太陽』 (平凡社 1986)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10000000624370
明治以降の日本の装丁の名作を中心に、装丁の歴史をつかむ事ができます。

『京都書院アーツコレクション装幀集』(京都書院 1998.11)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10000001517726
文様やデザインの本が多く含まれる、このシリーズの表紙を一覧できます。

「○○さんの装丁した本を見たい」
『装丁家で探す本 古書目録に見た装丁家たち』
(かわじもとたか/編 杉並けやき出版 2007.6)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10020701212098
著者編者などと違い、装丁が誰かは、本のデータからは分からないので、便利な本
です。

「装丁家の書いたものを読みたい」
『本は物である 装丁という仕事』(桂川潤/著 新曜社 2010.10)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10021001784629
実際の一冊の本の制作の工程に沿って、装丁家の仕事やこだわりを説明しつつ、
この仕事を選んだいきさつなども書かれています。

『装丁問答』(長友啓典/著 朝日新聞出版 2010.12)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10021001802535
新聞等への連載をまとめたエッセイ集。「対談 装丁を読む」「装丁にルールなん
てない」「装丁と装画が会話する本」―目次より。読物として装丁に興味がなくて
も楽しめます。

「本を自分の手で製本したい」
『手製本を楽しむ』( 栃折久美子/著 大月書店 1984.12)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10000000674474
豪華な製本を身近に楽しめる「パピヨン仕立て」という仕立て方を考案して丁寧に
説明されています。手帳などにも応用できますね。

『はじめての手製本 製本屋さんが教える本のつくりかた』
(美篶堂/著 美術出版社 2009.5)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10020901531928
美篶堂は信州長野の伊那にある製本屋さんです。職人さんの心意気の伝わる本です。

「和装本をつくりたい」
『はじめての和装本 身近な道具で作れます』( 府川次男/著 文化出版局 2003.8)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10000001916096
日本の古くからの形式の和装本を、身の回りにある材料で、さまざまな楽しいデザ
インでつくります。

「豆本をつくりたい」
『豆本づくりのいろは 手で作る小さな本』( 赤井都/著 河出書房新社 2009.11)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10020901635640
巻き物や和装本も含む豆本の豊かな世界に触れて、自分で作ることができます。

図書館の分類では、
022 写本、刊本、造本→022.5 図書の形態、装訂 022.8 製本です。
他にもいろんな本がありますので、ご覧下さい。


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□   【3】図書館の豆知識(4) 「休館日のお仕事」編
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当館には、毎月第2木曜日(7月、8月、1月は開館)に休館日があります。
この休館日、職員は何をしているかご存知でしょうか。

今回の記事では、休館日業務の一例を以下にご紹介します。

◆スクールサービスデイ◆

休館日の主な仕事として、大阪府内の国公私立学校を対象とした、
学校教育における読書活動を支援するための、
「スクールサービスデイ」事業があります。
http://www.library.pref.osaka.jp/central/school/school.html

「スクールサービスデイ」については、
当メルマガ第43号 (2010年6月10日)
「図書館の仕事探訪(9)」でご紹介していますので、
そちらもご覧いただけますと幸いです。
http://www.library.pref.osaka.jp/central/archives/c100610.txt

今年度は計4回(5校)実施しました。
平成24年度は、5月10日(木)、6月14日(木)、
10月11日(木)、11月8日(木)、12月13日(木)に実施の予定です。

◆業務研修◆

職員個々の研鑽と知識の共有のため、
職員自身が講師となり、研修報告会や、
レファレンスの業務研修を行っています。
また外部講師を招いた、データベース講習会なども行っています。

今年度のレファレンス研修のテーマ例としては、
以下のようなものがありました。

・東日本大震災に関するWeb情報源について
・仏典資料について
・歌詞と楽譜のレファレンスについて

今年度は、データベース講習会を2回、
研究報告・レファレンス研修会を2回実施しました。

◆避難訓練◆

今年度は避難訓練を2度実施し、
防災体制のチェックを行いました。

◆開館日にはなかなかできない作業◆

通常の開館日にはなかなかできない
書籍の配置換えや部屋のメンテナンス、
資料展示の準備などを、随時行っています。

休館日の仕事のイメージをつかんでいただけましたでしょうか。


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□  【4】DAISY(デイジー:Digital Accessible Information SYstem)図書目録
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1階の障がい者支援室では、視覚に障がいのある方に録音図書などの郵送貸出を
おこなっています。DAISYは1枚のCDに数十時間の本が収まる録音図書で
見出しやページに簡単にジャンプできるため、検索性に優れています。
利用者は専用機またはパソコンを使用して、DAISYを利用することができます。

最近では音声情報だけでなく、本のテキスト情報や絵や写真なども含んだ
マルチメディアDAISY図書も少しずつ増えてきて、視覚障がい以外の
読書障がい者(学習障がいなど)にも利用が広がっています。

このたび、DAISY図書所蔵目録の最新のページを公開しました。
障がい者支援室の所蔵全493タイトル、そのうちマルチメディアDAISY図書は
78タイトルです。
お近くに視覚障がいの方がおられましたら、是非ご紹介ください。

DAISY図書所蔵目録ホームページ
http://www.library.pref.osaka.jp/central/taimen/daisy/index.html


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□  【5】図書館からのお知らせ
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◆3月・4月の休館日について◆
4月30日(月)を除く毎月曜日と、4月12日(木)です。

【開館日カレンダー】
http://www.library.pref.osaka.jp/central/date.html

◆「大阪府立図書館e−レファレンス」◆
http://www.library.pref.osaka.jp/portal/help_eref.html
東日本大震災により、現地の図書館にも大きな被害が生じて
いることから、次の県にお住まいの方からも「全分野」のご質問を
お受けいたします。
青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県
(当初、4月30日までとしておりましたが、当分の間、継続いたします)

◆大阪府および近隣府県に避難されている被災者の方の利用者登録について◆
http://www.library.pref.osaka.jp/lib/oshirase_jishin2011_toroku.html
東日本大震災で被災され、大阪府および近隣の府県に避難されている皆様には、
臨時的措置として利用者登録を行っています。

《対象となる方》
A.大阪府および近隣の府県(京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県・
三重県)、ならびにこれらの府県の市町村が受け入れた被災者の方
B.Aの各府県に避難されている被災者の方で、次の県に住民登録されている方
青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県

登録手続など、詳しくはホームページをご覧ください。
資料の閲覧、複写等のご利用には、利用者登録は必要ありません。
どなたでもご利用 いただけます。

◆聴覚に障がいのある方が図書館に来館されたら、手話通訳者が対応します◆
聴覚に障がいのある利用者がこられた際、
利用者の希望があれば手話通訳者が対応しております。
手話通訳者は以下の曜日・時間に図書館におります。
火曜日から金曜日の午前10時15分から午後4時30分まで
土曜日の午前10時15分から午後4時45分まで
手話通訳希望の方は、1階エントランス案内受付および館内各カウンターにある
手話通訳カードをカウンター職員に出してください。

聴覚障がいや言語障がいがある方へのサービス
http://www.library.pref.osaka.jp/central/taimen/taimen_cyok.htm


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□  【6】本の所蔵を調べる
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【大阪府立図書館蔵書検索】
 http://p-opac.library.pref.osaka.jp/osp_search.html
【携帯版蔵書検索】
 http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPMBL/mobile/search/inp_cond.jsp
【横断検索】(大阪府内の公共図書館等の所蔵が一度に検索できます)
 http://www.library.pref.osaka.jp/cgi-bin/book.cgi
【資料展示一覧】更新:2012年3月13日
 http://www.library.pref.osaka.jp/central/exhibition.html
【社会自然系資料室 資料案内】更新:2011年1月6日
 http://www.library.pref.osaka.jp/central/sjbguide/index.html
【人文系資料室 資料案内】更新:2011年3月18日
 http://www.library.pref.osaka.jp/central/jbguide/index.html
【新聞書評情報】毎週更新
 http://www.library.pref.osaka.jp/central/shohyo.html

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 >> 次回は平成24年4月12日(木)発行予定です。
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◆大阪府立中央図書館
 東大阪市荒本北1丁目2番1号/ TEL 06-6745-0170
 http://www.library.pref.osaka.jp/
 http://www.library.pref.osaka.jp/m/ (携帯用)

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ここまで本文です。